おすすめサスペンス映画
手に汗握るストーリー展開と以外な結末、これがサスペンス映画の最も重要な要素ではないでしょうか。サスペンスという言葉には、未解決・不安・気がかりといった意味があります。ですからサスペンス映画というのは、ミステリーだったりホラーだったりすることもあるのです。以外にジャンルわけが難しいと思いませんか。それはともかく、おすすめ映画は、シックス・センスとショーシャンクの空にです。
シックス・センス(1999年アメリカ)
●監督・脚本 M.ナイト・シャマラン
●出演 ブルース・ウィリス
死者の霊が見えるという少年を救う、児童心理学者の視点でお話が進みます。少年の前に現れる幽霊が、何を伝えたいのかを知り、死者の助けになることで、自分のもつ力と向き合うようになっていきます。ここまではさほど新鮮味のないストーリーですが、やはりこの映画はオチが秀逸。私は素直に驚いた派です。ですが「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」という前置きに従い、オチは秘密にしておきますね。
ショーシャンクの空に(1994年アメリカ)
●監督・脚本 フランク・ダラボン
●出演 ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
スティーブン・キング原作の映画。妻殺しの冤罪を受けたアンディが、刑務所でも希望を失わずに生き抜くというストーリー。銀行員だったアンディは、突然放り込まれた刑務所という環境に、少しずつなじんで行き、刑務所長の脱税などを手助けするようになります。お気に入りの囚人になったアンディは、冤罪だった証拠が出てきても、再審請求を刑務所長から拒まれ、冤罪を晴らす機会を失ってしまいます。で、普通であれば絶望的な状況にあってもアンディは希望を失わないのです。オチについては肯定派が多いのかも知れませんが、ちょっと私は納得いきません。それはとにかく、個人的にモーガン・フリーマンのファンになるきっかけになった映画です。